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ちおんいん【知恩院】

読者カード 用例 2017年03月22日 公開

2015年07月03日 古書人さん投稿

用例:こゝより粟田口に出、白河の橋のこなたより南に行て知恩(ちをん)院に至る。
『千種日記(巻第二 洛陽留止記)』 1683年 著者不詳
語釈:京都市東山区林下町にある浄土宗の総本山。山号は華頂山。承安五年(一一七五)法然が西山広谷に草庵を結び念仏道場としたのに始まる。しばしば兵火にあい荒廃したが室町末期に再興。慶長八年(一六〇三)徳川家康の帰依をうけ、以後隆盛をきわめた。元和五年(一六一九)後陽成天皇の皇子、良純法親王が入寺、以来明治維新まで門跡寺となる。法然上人絵伝、阿彌陀二十五菩薩来迎図などの国宝がある。

コメント:僅かですが遡ります

編集部:2011年8月8日付けで、『あづま路の記』(1685)からの例をご紹介いただいていますが、さらに、2年さかのぼることになります。

著書・作品名:千種日記(巻第二 洛陽留止記)

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1683年

著者・作者:著者不詳

掲載ページなど:80ページ

発行元:古典文庫