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けんにんじ【建仁寺】

読者カード 用例 2017年03月22日 公開

2015年07月05日 古書人さん投稿

用例:西の御門を出て市場の河原に行て、なお南に折れて建仁寺(けんにんじ)に至る。
『千種日記(巻第二 洛陽留止記)』 1683年 著者不詳
語釈:【一】京都市東山区小松町にある臨済宗建仁寺派の大本山。京都五山の一つ。山号は東山。建仁二年(一二〇二)源頼家が宋の百丈山に擬して造営、栄西を開山とした。はじめ真言、天台、禅の三宗兼学の道場であったが、一一世蘭渓道隆のとき禅刹となる。数度にわたり罹災し、天正年間(一五七三〜九二)安国寺恵瓊(えけい)が復興に努めた。勅使門の南の建仁寺垣が名高い。けんねんじ。けんにん。

コメント:解釈1の確例です

編集部:第2版では『ロドリゲス日本大文典』(1604-08)からの例が確例となっています。

著書・作品名:千種日記(巻第二 洛陽留止記)

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1683年

著者・作者:著者不詳

掲載ページなど:83ページ

発行元:古典文庫