きたやまどの【北山殿】
読者カード 用例 2017年03月22日 公開
用例: | 其後、花の御所は、御子義持公にゆづりて此所におはして北山殿と申奉りける。 |
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『千種日記(巻第二 洛陽留止記)』 1683年 著者不詳 | |
語釈: | (一)京都市の市街地の北西方、衣笠山のふもとにあった足利義満の別荘。鎌倉時代に西園寺公経(さいおんじきんつね)が営んだ山荘を応永元年(一三九四)譲り受けて造営。寝殿、舎利殿、小御所などの建物と、広大な庭園とがある。義満の死後、鹿苑寺(金閣寺)となった。 |
コメント:解釈1の事例で遡ります
編集部:2013年6月19日付けで、谷口梨花『汽車の窓から 西南部』(1918)からの例をご紹介いただいていますが、235年さかのぼることになります。
著書・作品名:千種日記(巻第二 洛陽留止記)
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1683年
著者・作者:著者不詳
掲載ページなど:105ページ
発行元:古典文庫