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だいとくじ【大徳寺】

読者カード 用例 2017年03月29日 公開

2015年07月22日 古書人さん投稿

用例:雲林院の西は大徳寺也。
『千種日記(巻第二 洛陽留止記)』 1683年 著者不詳
語釈:京都市北区紫野大徳寺町にある臨済宗大徳寺派の大本山。山号は龍宝山。鎌倉末期、宗峰妙超(大灯国師)が赤松則村の帰依をうけ創建。花園天皇、後醍醐天皇の勅願所となり、元弘三年(一三三三)五山の第一位に列せられた。享徳二年(一四五三)の火災と応仁の乱により諸堂の大半を焼失したが、文明六年(一四七四)、一休宗純が堺の豪商尾和宗臨の援助をうけて再興した。現在の伽藍は江戸初期のもので禅宗建築の代表。塔頭が多く、主なものに真珠庵、大仙院、聚光院、総見院、高桐院、龍光院、孤篷(こほう)庵などがある。国宝に唐門、方丈および玄関、牧谿(もっけい)筆の観音図・猿鶴図、大灯国師像などがある。

コメント:遡ります

編集部:2011年9月21日付けで、『己巳紀行』(1689)からの例をご紹介いただいていますが、さらに、6年さかのぼることになります。

著書・作品名:千種日記(巻第二 洛陽留止記)

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1683年

著者・作者:著者不詳

掲載ページなど:107ページ

発行元:古典文庫