日国友の会



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みみづか【耳塚】

読者カード 用例 2017年03月29日 公開

2015年07月28日 古書人さん投稿

用例:かさねて大佛の前を過ぐる。左に耳塚(みゝつか)有。
『千種日記(巻第三 従洛陽到有馬記)』 1683年 著者不詳
語釈:【二】京都市東山区、方広寺の大仏殿の西方、境内の外にある塚。文祿・慶長の役の際、加藤清正、小西行長が首級の代わりに敵の耳・鼻を塩づけにして送ったものを供養した墓。

コメント:解釈2の初事例です[直前に同じ見出しで投稿しましたが、内容に誤りがありましたので取消をお願いいたします]

編集部:第2版では、『豊臣秀吉譜』下(1642)からの例が早いのですが、ご投稿いただいた例は確例として貴重ですね。

著書・作品名:千種日記(巻第三 従洛陽到有馬記)

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1683年

著者・作者:著者不詳

掲載ページなど:132ページ

発行元:古典文庫