日国友の会



現在「会員登録」「お問い合わせ」は休止しております。ご不便をおかけしますがご了承ください。(2024年3月28日)

いたみ【伊丹】

読者カード 用例 2017年04月05日 公開

2015年08月08日 古書人さん投稿

用例:こゝより東に伊丹といふ里有て、その東に猪名の笹原のあと有。
『千種日記(巻第三 従洛陽到有馬記)』 1683年 著者不詳
語釈:【一】兵庫県南東端の地名。西国街道および猪名川に沿う交通の要所で、中世は伊丹、荒木氏の城下町。荒木氏が織田信長に滅ぼされて後は幕府領、近衛家の領地。伊丹酒が知られ、大阪国際空港がある。昭和一五年(一九四〇)市制。

コメント:解釈1の初事例です

編集部:第2版では、浮世草子『本朝二十不孝』(1686)からの例が早いのですが、さらに、3年さかのぼることになります。

著書・作品名:千種日記(巻第三 従洛陽到有馬記)

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1683年

著者・作者:著者不詳

掲載ページなど:158ページ

発行元:古典文庫