日国友の会



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けつみゃくかんつう【血脈貫通】

読者カード 用例 2017年04月11日 公開

2015年08月19日 古書人さん投稿

用例:おほよそ血脈(けつみゃく)貫通とて、脈絡のごとくゆきわたりて、一字にまったくみちみちたる墨の色有。
『千種日記(巻第四 摂州有馬留止記)』 1683年 著者不詳
語釈:〔名〕身体中に血管が通じていること。転じて、文章などが隅々まで意を尽くし一貫して統一のとれていること。〔cf.『諸橋大漢和』〕

コメント:度の解釈に該当するかはっきりしないので投稿します

編集部:「けつみゃく(血脈)」の確例としても貴重ですが、この場合、漢籍「大学蒙引」に典拠のある「血脈貫通」という熟語で立てた方が分かりやすいですね。

著書・作品名:千種日記(巻第四 摂州有馬留止記)

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1683年

著者・作者:著者不詳

掲載ページなど:190ページ

発行元:古典文庫