日国友の会



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こうこう【口腔】

読者カード 用例 2017年05月02日 公開

2015年08月31日 古書人さん投稿

用例:故ニ其表被、毛髪、水晶体、腎臓、生殖器諸腺、口腔鼻腔咽喉腸胃ノ内皮及ヒ諸腺、肝臓、呼吸器ノ内皮等ヨリ生スルトキハ之ヲ同質ノ新生ト為ス
『病理総論 巻五』 1880年 著述兼出版人 三宅 秀
語釈:〔名〕(医学用語としては「こうくう」)動物の口を構成する腔所(こうしょ)。消化管の最先端の部分で、口裂により外界と通じる。食物の摂取、消化などを行なうとともに、発声器の一部となる。脊椎動物では歯、舌、唾液腺(だえきせん)などの発達がみられ、後方は咽頭に連なる。こうくう。

コメント:遡ります

編集部:2009年4月14日付けで、郁文舍編輯所『理科辞典』(1904)からの例をご紹介いただいていますが、さらに、24年さかのぼることになります。

著書・作品名:病理総論 巻五

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1880年

著者・作者:著述兼出版人 三宅 秀

掲載ページなど:524ページ

発行元:著述兼出版人 三宅 秀