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さいぼうぶんれつ【細胞分裂】

読者カード 用例 2017年05月09日 公開

2015年09月01日 古書人さん投稿

用例:細胞分裂ハ一胞分裂シテ二箇ノ小細胞ト為ルヲ常トス
『病理総論 巻五』 1880年 著述兼出版人 三宅 秀
語釈:〔名〕(1)細胞が二個の新しい細胞に分かれること。細胞の増殖法で、細胞分裂の結果生じた細胞を嬢細胞(じょうさいぼう)、もとの細胞を母細胞という。一般に、細胞核が二分する核分裂と、それに伴って細胞質が二分する細胞質分裂とからなる。植物では核分裂の後期に細胞の中央に細胞板とよばれる隔膜が生ずるが、動物では細胞の中央にくびれが生じて分割される。

コメント:遡ります

編集部:2011年10月5日付けで、飯島魁編『中等教育 動物学教科書』(1889)からの例をご紹介いただいていますが、さらに、9年さかのぼることになります。

著書・作品名:病理総論 巻五

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1880年

著者・作者:著述兼出版人 三宅 秀

掲載ページなど:528ページ

発行元:著述兼出版人 三宅 秀