日国友の会



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せんぷくき【潜伏期】

読者カード 用例 2017年05月15日 公開

2015年09月16日 古書人さん投稿

用例:人若シ此等狂犬ノ咬傷ヲ受クルコトアレハ仝一ノ症状ヲ発シ長キハ半年乃至一年ノ潜伏期ヲ有シテ発ス
『日本大家処方新書』 1897年9月15日 河野敏人
語釈:〔名〕(1)病原体が人体内にはいってから、症状を呈するまでの期間。腸チフスは一~三週間、赤痢は二~五日、麻疹(はしか)は一~二週間、水痘は二~三週間など。

コメント:解釈1の事例で遡ります

編集部:2005年6月28日付けで、弘田長編『児科必携 全』(1901)からの例をご紹介いただいていますが、さらに、4年さかのぼることになります。

著書・作品名:日本大家処方新書

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1897年9月15日

著者・作者:河野敏人

掲載ページなど:130ページ

発行元:誠之堂書店