日国友の会



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むのうりょくしゃ【無能力者】

読者カード 用例 2017年06月22日 公開

2015年11月21日 古書人さん投稿

用例:さうかね!どうも緊要の大蔵大臣(おほくらだいじん)にさう言はれて見れば、会計上無能力者(むのうりょくしゃ)の僕は、敢えて異議を挟む権利は無いやうなもんだが、
『雑録 書生二十四時(「文藝倶楽部」(第拾参編)より)』 1895年12月20日 思案外史
語釈:〔名〕(1)物事をなす能力のない人。無能者。

コメント:解釈1の事例で遡ります

編集部:第2版では、内田魯庵『嚼氷冷語』(1899)からの例が早いのですが、さらに、4年さかのぼることになります。

著書・作品名:雑録 書生二十四時(「文藝倶楽部」(第拾参編)より)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1895年12月20日

著者・作者:思案外史

掲載ページなど:178ページ

発行元:博文館