日国友の会



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しぜんぼく【自然木】

読者カード 用例 2017年06月22日 公開

2015年11月21日 古書人さん投稿

用例:とて自然木(しぜんぼく)に白く弁当御持参と野暮に見せかけても、ついぞ赤襦袢の小娘を見掛しことなく、
『雑録 蘆廼節間一日物語(「文藝倶楽部」(第拾参編)より)』 1895年12月20日 浪花 桂香庵主人
語釈:〔名〕栽培した樹木でなく、自然のまま野山に育った樹木。また、自然のままで加工してない木材。じねんぼく。

コメント:遡ります

編集部:第2版では、志賀直哉『或る朝』(1908)からの例が早いのですが、さらに、13年さかのぼることになります。

著書・作品名:雑録 蘆廼節間一日物語(「文藝倶楽部」(第拾参編)より)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1895年12月20日

著者・作者:浪花 桂香庵主人

掲載ページなど:191ページ

発行元:博文館