日国友の会



現在「会員登録」「お問い合わせ」は休止しております。ご不便をおかけしますがご了承ください。(2024年3月28日)

てれくさい【照臭】

読者カード 用例 2017年06月22日 公開

2015年11月22日 古書人さん投稿

用例:『てれくさやの!!!』語尾に力を入れて投げ出した様にいふ芸者。
『雑録 蘆廼節間一日物語(「文藝倶楽部」(第拾参編)より)』 1895年12月20日 浪花 桂香庵主人
語釈:〔形口〕人前に出て恥ずかしくて気おくれした気持である。大勢の前でほめられたりして気恥ずかしい。きまりが悪い。

コメント:遡ります

編集部:第2版では、里見[弓享]『多情仏心』(1922-23)からの例が早いのですが、さらに、28年さかのぼることになります。「や」は形容詞の語幹に付く間投詞ですね。

著書・作品名:雑録 蘆廼節間一日物語(「文藝倶楽部」(第拾参編)より)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1895年12月20日

著者・作者:浪花 桂香庵主人

掲載ページなど:196ページ

発行元:博文館