なんど【納戸】
読者カード 用例 2017年06月26日 公開
用例: | 本年各花街《其中南地五花街が最も多し》の芸妓が競ふて流行とする染色は黒にして、次は納戸(なんど)なり |
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『雑報(「文藝倶楽部」(第拾参編)より)』 1895年12月20日 編輯人 宮澤春文 | |
語釈: | 〔名〕(3)「なんどいろ(納戸色)」の略。 |
コメント:解釈3の事例で遡ります
編集部:2006年2月2日付けで、ぽんちさんに、横光利一『紋章』(1934)からの例をご紹介いただいていますが、さらに、39年さかのぼることになります。
著書・作品名:雑報(「文藝倶楽部」(第拾参編)より)
媒体形式:雑誌
刊行年(月日):1895年12月20日
著者・作者:編輯人 宮澤春文
掲載ページなど:239ページ
発行元:博文館