日国友の会



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おおしまつむぎ【大島紬】

読者カード 用例 2017年06月30日 公開

2015年11月25日 古書人さん投稿

用例:其他大島紬(おほしまつむぎ)は相変らず人気に適て、需用者も多し。
『雑報(「文藝倶楽部」(第拾参編)より)』 1895年12月20日 編輯人 宮澤春文
語釈:〔名〕 鹿児島県奄美大島から産出する紬。手でつむいだ糸を、当地で産する「ちいちき」という植物の煮出液と鉄分を含んだ泥土で褐色に染めてから手織で織る。蛮織(かすりおり)の物が多く優雅。近世から生産されていたが、明治中期以後改良され、生産量がふえた。おおしま。

コメント:遡ります

編集部:2005年4月22日付けで、中村五六編『中等地理 日本誌』(1898)からの例をご紹介いただいていますが、さらに、3年さかのぼることになります。

著書・作品名:雑報(「文藝倶楽部」(第拾参編)より)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1895年12月20日

著者・作者:編輯人 宮澤春文

掲載ページなど:240ページ

発行元:博文館