さんえんかりん【三塩化燐】
読者カード 用例 2017年10月21日 公開
用例: | 例之ハ醋酸ニ三塩化燐ヲ加ヘテ処理スレハ塩化アセタイル」ニ変化スルコト次ノ反応ノ如シ |
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『三塩化燐』 1891年4月29日 鳥居烋夫 | |
語釈: | 〔名〕PCl3(137.33)。リンに塩素を反応させると得られる無色の発煙性液体。分子はPを頂点とする三方すい型構造で、P-Cl2.039 Å。∠Cl-P-Cl100.27°。融点−112 ℃、沸点76 ℃。密度1.57 g cm−3(21 ℃)。ベンゼン、エーテル、CCl4などに可溶。水とははげしく反応する。塩化リン。〔森北出版『デジタル化学辞典(第2版)』@JapanKnowledgeより〕 |
コメント:遡ります
編集部:2009年4月8日付けで、郁文舍編輯所『理科辞典』(1904)からの例をご紹介いただいていますが、さらに、13年さかのぼることになります。
著書・作品名:三塩化燐
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1891年4月29日
著者・作者:鳥居烋夫
掲載ページなど:32ページ
発行元:博文館