日国友の会



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パルプ

読者カード 用例 2017年11月16日 公開

2016年05月25日 古書人さん投稿

用例:因テ之ヲ水ニテ洗ヒ硫酸ヲ加テ苛性曹達ノ過剰ヲ除キ去リ之ヲ搗キ潰フシテ餅状ノ塊トナス之ヲ「パルプ」ト云フ
『中等教育 有機化学』 1891年4月29日 鳥居烋夫
語釈:〔名〕(英 pulp)(1)植物体の繊維を機械的、化学的処理によりばらばらにしたもの。紙、繊維などをつくるのに用いられる。

コメント:解釈1の事例で遡ります

編集部:第2版では、桜井錠二・高松豊吉『稿本化学語彙』(1900)からの例が早いのですが、さらに、9年さかのぼることになります。

著書・作品名:中等教育 有機化学

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1891年4月29日

著者・作者:鳥居烋夫

掲載ページなど:259ページ

発行元:博文館