日国友の会



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じゅうゆ【重油】

読者カード 用例 2017年11月16日 公開

2016年05月27日 古書人さん投稿

用例:而シテ漸次其温度ヲ高ムルトキハ軽油ヨリ大ナル比重ヲ有スル所ノ揮発シ難キ油状ノモノ蒸溜シテ水中ニ沈下ス之ヲ重油ト云フ
『中等教育 有機化学』 1891年4月29日 鳥居烋夫
語釈:〔名〕(2)コールタール蒸留の粗留分。芳香族炭化水素類・ナフタリン・クレゾール類・キシレノール類などから成る。発熱量が高く硫黄分の少ない燃料油として用いられるほか、木材防腐剤・ベンゾール吸収油などに用いられる。タール重油。

コメント:解釈2の事例で遡ります

編集部:2013年4月24日付けで、尽波満洲男さんに、野上八重治・岸上憲二『重油燃焼器』(1899)からの例をご紹介いただいていますが、さらに、8年さかのぼることになります。

著書・作品名:中等教育 有機化学

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1891年4月29日

著者・作者:鳥居烋夫

掲載ページなど:294ページ

発行元:博文館