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ここんみぞう【古今未曾有】

読者カード 用例 2016年09月20日 公開

2016年05月27日 探語老さん投稿

用例:太閤朝鮮攻の事も、誠に古今未曾有の事にして、何の訳もなきいたづら事のよふに思ふは本意なき也。
『西遊草』 1855年 清河八郎
語釈:〔名〕(形動)(「未曾有」は「未(いま)だ曾(かつ)て有らず」の意)昔から今までにあったためしがないこと。昔から今までにまだ一度もないこと。また、そのさま。

コメント:

編集部:第2版では、久米邦武『米欧回覧実記』(1877)からの例が添えられていますが、さらに、22年さかのぼることになります。

著書・作品名:西遊草

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1855年

著者・作者:清河八郎

掲載ページなど:岩波文庫364ペ

発行元:岩波書店