ここんみぞう【古今未曾有】
読者カード 用例 2016年09月20日 公開
用例: | 太閤朝鮮攻の事も、誠に古今未曾有の事にして、何の訳もなきいたづら事のよふに思ふは本意なき也。 |
---|---|
『西遊草』 1855年 清河八郎 | |
語釈: | 〔名〕(形動)(「未曾有」は「未(いま)だ曾(かつ)て有らず」の意)昔から今までにあったためしがないこと。昔から今までにまだ一度もないこと。また、そのさま。 |
コメント:
編集部:第2版では、久米邦武『米欧回覧実記』(1877)からの例が添えられていますが、さらに、22年さかのぼることになります。
著書・作品名:西遊草
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1855年
著者・作者:清河八郎
掲載ページなど:岩波文庫364ペ
発行元:岩波書店