ほかならず・ほかならない【外・他(ほか)ならず】
読者カード 用例 2016年09月20日 公開
用例: | 教は多き道ながら。悟は一つぞ胸の月。曇らじや三界唯一心の外ならじ。 |
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『謡曲・輪蔵』 1541頃年 観世長俊 | |
語釈: | (1)それ以外のことではない。確かにそのことだ。 |
コメント:さかのぼります。他に「召し出すことほかならず.」という用例もありました。(「仮名手本忠臣蔵」第一・鶴岡の饗応~『浄瑠璃集(新編日本古典文学全集77)』小学館、2002年、15ページ)
編集部:第2版では、織田純一郎訳『花柳春話』(1878-89)からの例が早いのですが、中世から使われている言い回しということになりますね。
著書・作品名:謡曲・輪蔵
媒体形式:その他
刊行年(月日):1541頃年
著者・作者:観世長俊
掲載ページなど:
発行元:半魚文庫の謡曲三百五十番