日国友の会



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なまえまけ【名前負】

読者カード 用例 2016年09月28日 公開

2016年05月29日 monoさん投稿

用例:ここに子鉄と呼ばれている当人は、有名なる侠客、会津の小鉄でないことは勿論だが、さりとて、会津の小鉄を向うに廻しても名前負けのする男ではなかったのです。
『大菩薩峠32 弁信の巻』 1913-41年 中里介山
語釈:〔名〕名前が不相応に立派すぎること。実が名に伴わないために、かえって見劣りすること。

コメント:さかのぼります。

編集部:第2版では、有吉佐和子『助左衛門四代記』(1963)からの例が早いのですが、少なくとも22年は遡りそうですね。

著書・作品名:大菩薩峠32 弁信の巻

媒体形式:その他

刊行年(月日):1913-41年

著者・作者:中里介山

掲載ページなど:

発行元:青空文庫