しき【恣[目隹]】
読者カード 用例 2016年10月24日 公開
用例: | 三井寺は(略)比叡山とおなじく恣[目隹]をきわめしに、 |
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『西遊草』 1855年 清河八郎 | |
語釈: | 〔名〕(「恣」「[目隹]」はともに、ほしいままにする意)勝手気ままにふるまうこと。我がもの顔にふるまうこと。 (「恣」「[目隹]」はともに、ほしいままにする意)勝手気ままにふるまうこと。我がもの顔にふるまうこと。 |
コメント:「き」の漢字、出てこない。「目」+「唯」の旁。
編集部:第2版では、『明六雑誌‐四三号』(1875)からの例が早いのですが、さらに、20年さかのぼることになります。
著書・作品名:西遊草
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1855年
著者・作者:清河八郎
掲載ページなど:岩波文庫263ページ
発行元:岩波書店