日国友の会



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ふるさる【旧・古】

読者カード 項目 2016年10月24日 公開

2016年06月05日 monoさん投稿

用例:ふるされん後をばしらず言のははしのぶにぞまつおき所なき(37・嘉元百首、津守国冬、恋二十首、忍恋、2162)
『嘉元百首』 1303年
語釈:〔自ラ下二〕古くなる。古びてしまう。(飽きて)古いものとして捨てられる。

コメント:「草根集」にも以下の用例がありました。(『新編国歌大観8巻』すぢごとにまだくろかみを宿ながら身ぞふるさるる霜の通ち(草根集、7385)203ページうらみずや里さへ世世にふるされて山の嵐のとへるばかりは(草根集、8696)224ページ

編集部:2016年6月5日付けで、『紅梅千句』(1653)からの例をご紹介いただいて居ますが、さらに、350年さかのぼることになります。

著書・作品名:嘉元百首

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1303年

著者・作者:

掲載ページなど:497ページ〔『新編国歌大観 第四巻 私家集編2 定数歌編 歌集』、1986〕

発行元:角川書店