そくろう【足労】
読者カード 用例 2016年12月13日 公開
用例: | 豁然たる景色、不覚胸中ひらけ、足労を覚へず。 |
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『西遊草』 1855年 清河八郎 | |
語釈: | 〔名〕足をつかれさせること。くたびれること。多く「御足労」の形で、人に来てもらう意に用いる。 |
コメント:
編集部:第2版では、須藤南翠『新粧之佳人』(1886)からの例が早いのですが、さらに31年さかのぼることになります。ちなみに、この語には諸橋『大漢和辞典』にも漢籍例が見あたりませんね。
著書・作品名:西遊草
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1855年
著者・作者:清河八郎
掲載ページなど:岩波文庫307ページ
発行元:岩波書店