日国友の会



現在「会員登録」「お問い合わせ」は休止しております。ご不便をおかけしますがご了承ください。(2024年3月28日)

そくろう【足労】

読者カード 用例 2016年12月13日 公開

2016年06月28日 探語老さん投稿

用例:豁然たる景色、不覚胸中ひらけ、足労を覚へず。
『西遊草』 1855年 清河八郎
語釈:〔名〕足をつかれさせること。くたびれること。多く「御足労」の形で、人に来てもらう意に用いる。

コメント:

編集部:第2版では、須藤南翠『新粧之佳人』(1886)からの例が早いのですが、さらに31年さかのぼることになります。ちなみに、この語には諸橋『大漢和辞典』にも漢籍例が見あたりませんね。

著書・作品名:西遊草

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1855年

著者・作者:清河八郎

掲載ページなど:岩波文庫307ページ

発行元:岩波書店