たてや【建家】
読者カード 用例 2016年12月20日 公開
用例: | 類焼するもの二拾余町、いまだ建家もまばらにして、 |
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『西遊草』 1855年 清河八郎 | |
語釈: | 〔名〕建ててある家。たてもの。たちいえ。たてや。 |
コメント:
編集部:第2版では、辞書欄に『言海』があり、表記欄に「建家」とあるところから、明治初期に「建家」を「たてや」とも読んでいたことは確かですが、ほかに「たていえ」「たちいえ」の可能性も否定できず、やはり確例の欲しいところではあります。
著書・作品名:西遊草
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1855年
著者・作者:清河八郎
掲載ページなど:岩波文庫286ページ
発行元:岩波書店