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たてや【建家】

読者カード 用例 2016年12月20日 公開

2016年06月29日 探語老さん投稿

用例:類焼するもの二拾余町、いまだ建家もまばらにして、
『西遊草』 1855年 清河八郎
語釈:〔名〕建ててある家。たてもの。たちいえ。たてや。

コメント:

編集部:第2版では、辞書欄に『言海』があり、表記欄に「建家」とあるところから、明治初期に「建家」を「たてや」とも読んでいたことは確かですが、ほかに「たていえ」「たちいえ」の可能性も否定できず、やはり確例の欲しいところではあります。

著書・作品名:西遊草

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1855年

著者・作者:清河八郎

掲載ページなど:岩波文庫286ページ

発行元:岩波書店