日国友の会



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たまござけ【玉子酒】

読者カード 用例 2016年12月20日 公開

2016年06月29日 探語老さん投稿

用例:風邪なれば玉子酒をくらひ、また蕎麦を食す。
『西遊草』 1855年 清河八郎
語釈:〔名〕卵黄と砂糖とを加えて熱くした酒。体が温まるところから、かぜ薬として飲むことがある。《季・冬》

コメント:日国、語釈中に風邪のことあり。この例文、適切ならん。

編集部:第2版の用例では、俳諧『牛飼』(1658)の「鳥はだやなをるあられの玉子酒〈正春〉」が、風邪のコンテキストでの用例と考えられますね。

著書・作品名:西遊草

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1855年

著者・作者:清河八郎

掲載ページなど:岩波文庫97ページ

発行元:岩波書店