たまござけ【玉子酒】
読者カード 用例 2016年12月20日 公開
用例: | 風邪なれば玉子酒をくらひ、また蕎麦を食す。 |
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『西遊草』 1855年 清河八郎 | |
語釈: | 〔名〕卵黄と砂糖とを加えて熱くした酒。体が温まるところから、かぜ薬として飲むことがある。《季・冬》 |
コメント:日国、語釈中に風邪のことあり。この例文、適切ならん。
編集部:第2版の用例では、俳諧『牛飼』(1658)の「鳥はだやなをるあられの玉子酒〈正春〉」が、風邪のコンテキストでの用例と考えられますね。
著書・作品名:西遊草
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1855年
著者・作者:清河八郎
掲載ページなど:岩波文庫97ページ
発行元:岩波書店