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だんぜん【断然】

読者カード 用例 2016年12月27日 公開

2016年06月29日 探語老さん投稿

用例:母は元より断然の気性なれども
『西遊草』 1855年 清河八郎
語釈:【一】〔形動タリ〕物事に対処したり意見を主張したりする時などに、態度をきっぱりとするさま。また、周囲の反対などをおしきってあえて行なうさま。決然。断乎。

コメント:

編集部:第2版では、『報徳記』(1856)からの例をご紹介いただいていますが、さらに1年さかのぼることになります。「断然」はタリ活用ですが「断然の」とあるので、語幹用法の例となりますね。

著書・作品名:西遊草

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1855年

著者・作者:清河八郎

掲載ページなど:岩波文庫45ページ

発行元:岩波書店