としゅ【徒手】
読者カード 用例 2017年01月17日 公開
用例: | (太閤は)元より土民のうちより徒手にて起りし人なれば |
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『西遊草(岩波文庫)』 1855年 清河八郎 | |
語釈: | 〔名〕(2)自分の力以外に一切よりどころのないこと。地位、資本などのないこと。 |
コメント:
編集部:第2版では、小栗風葉『青春』(1905-06)からの例がそえられていますが、さらに、51年さかのぼることになります。
著書・作品名:西遊草(岩波文庫)
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1855年
著者・作者:清河八郎
掲載ページなど:349ページ
発行元:岩波書店