なんしょく【難色】
読者カード 用例 2017年01月31日 公開
用例: | 五郎は(略)一歩もすすみがたき難色あらわれけれども |
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『西遊草(岩波文庫)』 1855年 清河八郎 | |
語釈: | 〔名〕むずかしいと思うような顔色。不承知らしい様子。また、相手を非難しようとするような顔つき。 |
コメント:
編集部:第2版では、夏目漱石『明暗』(1916)からの例が早いのですが、さらに、64年さかのぼることになります。
著書・作品名:西遊草(岩波文庫)
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1855年
著者・作者:清河八郎
掲載ページなど:480ページ
発行元:岩波書店