ねいかん【佞奸】
読者カード 用例 2017年02月07日 公開
用例: | (宿の主人は)人気よろしくして京人の佞奸あらず。 |
---|---|
『西遊草(岩波文庫)』 1855年 清河八郎 | |
語釈: | 〔名〕 (形動)表面は柔順であるように見せかけて、心は悪くねじけていること。口先がたくみで、悪がしこくねじけていること。また、そのさま。 |
コメント:
編集部:第2版では、『報徳記』(1856)からの例が早いのですが、さらに、6年さかのぼることになります。
著書・作品名:西遊草(岩波文庫)
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1855年
著者・作者:清河八郎
掲載ページなど:362ページ
発行元:岩波書店