日国友の会



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ゴムしゅ【ー腫】

読者カード 用例 2017年12月11日 公開

2016年07月04日 古書人さん投稿

用例:脳、肝等ニ生スル者ハ粟粒大乃至手拳大ノ腫瘍ヲ為シ其柔軟ニシテ且ツ弾力アルヲ以テ護謨腫Gummaト為ス
『病理総論 巻五』 1880年 著述兼出版人 三宅 秀
語釈:〔名〕骨、筋肉や肝臓その他の内臓などにできるしこり。梅毒の第三期にあらわれる症状で、潰瘍となって筋肉や骨などの深部組織に及ぶ。顔、ことに鼻、唇、頭蓋骨などに多くできる。ゴム腫性梅毒。

コメント:遡ります

編集部:2008年8月26日付けで、飯高芳康訳『須氏内科学 第八冊』(1888)の例をご紹介いただいていますが、さらに、8年さかのぼることになります。

著書・作品名:病理総論 巻五

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1880年

著者・作者:著述兼出版人 三宅 秀

掲載ページなど:574ページ

発行元:著述兼出版人 三宅 秀