日国友の会



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ぼうめい【亡命】

読者カード 用例 2017年03月15日 公開

2016年07月30日 探語老さん投稿

用例:遂(ついに)十八歳の頃に亡命いたし、再び国には帰り来るまじ、
『西遊草(岩波文庫)』 1855年 清河八郎
語釈:(2)宗教、思想、政治的意見の相違により、自国で迫害を受けた場合、または受ける危険がある場合それを避けて他国にのがれること。

コメント:

編集部:国の概念が今と違いますが、志のために外国へ出ると捉えれば2の例ということになりまが、もちろん、1の「戸籍を抜けて逃亡すること。逐電」という意味合いも多分にあるので、その境界的な例といえるかもしれません。

著書・作品名:西遊草(岩波文庫)

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1855年

著者・作者:清河八郎

掲載ページなど:527ページ

発行元:岩波書店