るいらんのあやうき【累卵の危うき】
読者カード 用例 2017年04月17日 公開
用例: | (足利氏は)累卵のあやうきに坐する如く、終信長の為に傾廃せらる。 |
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『西遊草(岩波文庫)』 1855年 清河八郎 | |
語釈: | 卵を積みあげたようにきわめて不安定で危険な状態。 |
コメント:
編集部:第2版では、『翰林葫蘆集』(1518頃)の例がはやいのですが、その後いきなり近代の例となっています。
著書・作品名:西遊草(岩波文庫)
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1855年
著者・作者:清河八郎
掲載ページなど:290ページ
発行元:岩波書店