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おかまぼう【御釜帽】

読者カード 用例 2017年02月07日 公開

2017年02月06日 江東遊民さん投稿

用例:肌も露(あら)わに西洋婦人の服を着け、最新型のお釜帽(カマボウ)を被って居る
『世界放心遊記』 1926年 矢田挿雲
語釈:〔名〕「おかまぼうし(御釜帽子)」の略。

コメント:2版の例よりも古い。

編集部:「お釜帽子」とは、「山高帽子など頂きが釜をさかさにしたようにまるい帽子」のことをいいます。第2版では、徳川夢声『夢声戦争日記』の昭和一七年〔1942〕六月二二日付け記事からの例が早いのですが、さらに、16年さかのぼることになります。

著書・作品名:世界放心遊記

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1926年

著者・作者:矢田挿雲

掲載ページなど:142ページ(1行目)

発行元:東光閣書店