コロホニウム
編集部カード 項目 2017年05月15日 公開
用例: | 是ヲ再餾スレハ「レシン」(樹脂ノ義ニシテ黄色石鹸ニ用ユル「コロポニュムノ類ナラン欤)ト純粋帝列並トヲ得ル |
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『新式有機化学 上』 1879年 抄訳人 松岡文橘 | |
語釈: | 〔名〕(英 colophonium, colophony)コロホニー,ロジンともいう.いわゆる松やに*で,マツ科の樹幹から得られる生松やにを水蒸気蒸留し,揮発性のテレビン油*を除いた樹脂をいう.黄褐色透明の固体.水に不溶,エタノール,エーテル,ベンゼン,アセトンなどに易溶.主成分はアビエチン酸*およびその同族体とd-ピマル酸.融点90〜100 ℃.密度1.07〜1.08 g cm−3.製紙用サイズ,せっけん,ワニス,印刷インキ,リノリウム*などに用いられる.〔森北出版・デジタル化学辞典(第2版)@JapanKnowledge〕 |
コメント:取り敢えず
編集部:第2版では、立項されませんでした。
著書・作品名:新式有機化学 上
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1879年
著者・作者:抄訳人 松岡文橘
掲載ページなど:22ページ
発行元:出版人 柳原喜兵衛 外10名