日国友の会



現在「会員登録」「お問い合わせ」は休止しております。ご不便をおかけしますがご了承ください。(2024年3月28日)

なさけをしる【なさけ(情)を知(し)る】

読者カード 用例 2017年05月02日 公開

2017年04月02日 monoさん投稿

用例:いかでかは散らであれとも思ふべき暫しと慕ふなさけ知れ花
『山家集』 12C後年
語釈:(1)人の情のこまやかさを知る。

コメント:少々さかのぼります。<br />「なさけしる人はいかにかながむらんあけゆく山の空のけしきを(千五百番歌合、2707)」という和歌もあります(「新編国歌大観5」1987年、角川書店、506ページ)。

編集部:第2版では、『拾遺愚草』(1216-33頃)からの例が早いのですが、さかのぼりますね。

著書・作品名:山家集

媒体形式:単行本

刊行年(月日):12C後年

著者・作者:

掲載ページなど:37ページ〔佐佐木信綱校訂『新訂 山家集(岩波文庫)』、1928〕

発行元:岩波書店