日国友の会



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しろかく【代掻】

読者カード 用例 2017年05月15日 公開

2017年05月05日 monoさん投稿

用例:こなぎ摘(つむ)沢田の代(しろ)はかきてけりいそぎて植ゑよ室(むろ)のはやわせ(夏十五首、早苗、407)
『堀河百首』 1105-6頃年
語釈:〔自カ四〕鍬や馬鍬(まぐわ)を用いて田植え前の田の代掻きをする。《季・夏》

コメント:「代を掻く」という新語釈で投稿しようかと思いましたが、他に用例が見つからないので、「しろかく」の用例として投稿します。

編集部:第2版では、『杉風宛芭蕉書簡』元祿七年〔1694〕閏五月二一日からの例が早いのですが、さらに589年ほどさかのぼることになります。

著書・作品名:堀河百首

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1105-6頃年

著者・作者:

掲載ページなど:79ページ〔『和歌文学大系15 堀河院百首和歌』、2002〕

発行元:明治書院