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せいかつはんのう【生活反応】

読者カード 用例 2017年05月12日 公開

2017年05月10日 天逆大童さん投稿

用例:膝關節部後面ノ表皮剥脱ハ生活反應ヲ呈セサルカ故ニ死後ノ變化ナルヘシ。
『岡山醫學會雜誌』 1895年3月31日 桂田富士郎
語釈:〔名〕法医学の用語。外傷部にみられる皮下出血、炎症性の発赤・腫脹、化膿など、生きている時にだけおこるさまざまな反応。これは死体に外傷を加えても生じないため、死体検証に利用される。生体反応。

コメント:遡ります。

編集部:2005年1月31日付けで、末広鉄男さんに、本田正義・柏木博・神谷尚男『科学的犯罪捜査』(1947)からの例をご紹介いただいていますが、さらに、52年さかのぼることになります。

著書・作品名:岡山醫學會雜誌

媒体形式:その他

刊行年(月日):1895年3月31日

著者・作者:桂田富士郎

掲載ページなど:64頁下段16行目-65頁上段1行目

発行元:岡山醫學會