日国友の会



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せんぷくき【潜伏期】

読者カード 用例 2017年05月25日 公開

2017年05月17日 天逆大童さん投稿

用例:即チ數十時間ノ潜伏期ノ後膓ノ刺戟症ヲ現ハシ暴吐暴瀉ヲ發シ一時ニ多量ノ水分ヲ失フヲ以テ身体ノ組織非常ニ乾燥スルニ至ル
『順天堂醫學Vol.M19(1886)No.30』 1886年 佐藤佐(・明治十九年七月 在順天堂 西村豐作)
語釈:〔名〕(1)病原体が人体内にはいってから、症状を呈するまでの期間。腸チフスは一~三週間、赤痢は二~五日、麻疹(はしか)は一~二週間、水痘は二~三週間など。

コメント:遡ります。

編集部:2015年9月16日付けで、河野敏人『日本大家処方新書』(1897)からの例をご紹介いただいていますが、さらに11年さかのぼることになります。

著書・作品名:順天堂醫學Vol.M19(1886)No.30

媒体形式:その他

刊行年(月日):1886年

著者・作者:佐藤佐(・明治十九年七月 在順天堂 西村豐作)

掲載ページなど:7頁下段7-9行目

発行元:順天堂醫學會