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そんらくきょうどうたい【村落共同体】

読者カード 用例 2017年06月19日 公開

2017年06月09日 天逆大童さん投稿

用例:村落共同體が現に存在してゐる國の中、露西亞に次いで最重要なるは印度である。
『經濟學原論 分配論』 1926年10月15日 シールド・ニコルソン[原著]・鷲野隼太郎[譯]
語釈:〔名〕自給自足かつ自治的なひとつの地域社会を構成する閉鎖的な村落。前近代的な村落社会の存在形態で、厳密にはマルクスによって「資本主義生産に先行する諸形態」の一つとされたゲルマン的形態(封建的共同体)をさす。

コメント:遡ります。

編集部:2007年5月29日付けで、古書人さんに、東京大学新聞研究会編『世界新語辞典』(1949)からの例をご紹介いただいていますが、さらに、23年さかのぼることになります。

著書・作品名:經濟學原論 分配論

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1926年10月15日

著者・作者:シールド・ニコルソン[原著]・鷲野隼太郎[譯]

掲載ページなど:74頁14行目

発行元:富文堂