なのりがお【名乗顔】
読者カード 用例 2017年06月30日 公開
用例: | かせ渡るたそかれときに匂ひきてはな橘に名乗かほなる(巻第三百八十二・正治二年院御百首、・惟明親王) |
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『正治二度百首』 1200年 | |
語釈: | 〔名〕(形動)自分の姓名・素姓(すじょう)などをいかにも告げ知らせているような顔つき・様子。口に出さなくても、だれと知られるようなさま。また、いまにも自分の姓名などを告げようとするさま。 |
コメント:さかのぼります。
編集部:第2版では、『万代和歌集』(1248-49)からの例が早いのですが、さらに、49年さかのぼることになります。
著書・作品名:正治二度百首
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1200年
著者・作者:
掲載ページなど:572ページ〔塙保己一編『続群書類従・第十四輯下(訂正三版)』、1983〕
発行元:続群書類従完成会