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ぐんじゆうびん【軍事郵便】

読者カード 用例 2017年06月30日 公開

2017年06月15日 天逆大童さん投稿

用例:<電報編冊> キヤクフノコトシヨウチス。グンジユウビンヲモウクルウヘハソノキソク、ヲシキユウツブサニヲンモウシコシアリタシ <発翰録> 脚夫ノ事承知ス軍事郵便ヲ設ル上ハ其規則ヲ至急具サニ御申越アリタシ
『「軍事郵便に関する規則の要求電 小澤大佐<電報編冊>」「脚夫及び軍事郵便の設置について 小澤大佐<発翰録>」(陸軍省大日記>西南戦役>軍団本営>)』 1877年7月11日
語釈:〔名〕戦時または事変の際、従軍する軍人・軍属から発信する郵便、またはこれらの人にあてた郵便。原則として、軍人・軍属からの郵便物は無料、軍人・軍属あての郵便物には正規の郵便料金が徴集された。明治二七年(一八九四)制定。昭和二一年(一九四六)廃止。戦時郵便。

コメント:西南戦役まで遡れるようです。なお、振り仮名に相当する「電報編冊No.109(全162件)」(カタカナ文)と清書に相当する同日付「発翰録No.72(全178件)」とを併記しましたが、問題があるようでしたら御指摘下さい。

編集部:2012年4月1日付けで、古書人さんに、『東京朝日新聞』 1894年10月19日付け記事からの例をご紹介いただいていますが、さらに、17年さかのぼることになります。なお、例文の示し方としては、清書に相当する「発翰録」の文だけでいいのですが、語形(読み方)が問題になる場合は電文のほうがいいですね。

著書・作品名:「軍事郵便に関する規則の要求電 小澤大佐<電報編冊>」「脚夫及び軍事郵便の設置について 小澤大佐<発翰録>」(陸軍省大日記>西南戦役>軍団本営>)

媒体形式:その他

刊行年(月日):1877年7月11日

著者・作者:

掲載ページなど:アジア歴史資料センター[ref.code C09083049900<1/1>& C09083144600<1/1>]

発行元:陸軍省