日国友の会



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ペクチン

読者カード 用例 2017年06月30日 公開

2017年06月15日 天逆大童さん投稿

用例:八十%ノ「アルコホル」ヲ以テ浸出シタル殘渣ヲ百十一度ノ温ニテ乾燥シ之レニ水ヲ加ヘテ溶出シ其溶液中護謨「ペクチン」蛋白質色素及ヒ有機酸ノ□類ヲ檢出スヘシ ※□欄「<上左>土+<上右>鹵+<下>皿」、他箇所用例から「鹽」と推定※
『藥學雜誌 Vol.1882No.2』 1882年1月 丹波敬三
語釈:〔名〕(英 pectin)ペクチン質の主要部をなすコロイド性の多糖類。たとえば、ミカンの皮を水と長く熱したとき可溶化するもので、ジャム、マーマレード、ゼリーなどの食用、微生物の培地、薬用などに用いられる。

コメント:遡ります。

編集部:2007年10月23日付けで、古書人さんに、太田轍編『農芸大事林』(1907)からの例をご紹介いただいていますが、さらに、25年さかのぼることになります。

著書・作品名:藥學雜誌 Vol.1882No.2

媒体形式:

刊行年(月日):1882年1月

著者・作者:丹波敬三

掲載ページなど:植物分折ノ簡易法 38頁5-8行目 

発行元:東京藥學會