日国友の会



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せきじゅうじしゃ【赤十字社】

読者カード 用例 2017年07月04日 公開

2017年06月18日 天逆大童さん投稿

用例:赤十字社ヘ同盟之儀ニ付上申 歐□諸國ニ於テ結約同盟セル赤十字社之儀ハ戦時負傷者ヲシテ彼我之別ナク救護スルハ勿論其章標ヲ附スル物件人員等ハ皆局外中立ニ認メラレ
『赤十字社加盟ノ件(公文別録・陸軍省・海軍省・明治十八年・第一巻<No.1(全2件中)>)』 1885年7月27日 陸軍卿伯爵大山巖(から太政大臣公爵三條實美宛)
語釈:戦時に、敵味方の区別なしに傷病者を救護する目的で設立された国際的協力組織。現在では、戦時に限らず平時における病院経営、疾病の予防、衛生思想の普及などの人道的事業に奉仕している。スイスのジュネーブの赤十字国際委員会を本部とし、各国赤十字社を支部とする。クリミア戦争におけるイギリス婦人ナイチンゲールの活動に始まり、デュナンの提唱により一八六四年、ジュネーブでスイスをはじめ世界一六か国間に締結された赤十字条約(ジュネーブ条約)によって創設。次第に拡充整備され、現在に至る。わが国では明治一〇年(一八七七)の西南の役に佐野常民らが設けた博愛社が、同二〇年日本赤十字社(略称、日赤)と改称、大正八年(一九一九)に赤十字社連盟に加わった。赤十字。

コメント:若干遡ります。

編集部:2014年3月16日付けで、nanyakayaさんに、『大場美佐の日記、第3巻』 (1888)からの例をご紹介いただいていますが、さらに、3年さかのぼることになります。

著書・作品名:赤十字社加盟ノ件(公文別録・陸軍省・海軍省・明治十八年・第一巻<No.1(全2件中)>)

媒体形式:その他

刊行年(月日):1885年7月27日

著者・作者:陸軍卿伯爵大山巖(から太政大臣公爵三條實美宛)

掲載ページなど:アジア歴史資料センター[ref.code A03022921300 ]<1-2/13>

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