かいきにっしょく【皆既日食・皆既日蝕】
読者カード 用例 2017年07月07日 公開
用例: | 皆既日蝕觀測ノ為メ米國政府ヨリ博士トヾ氏派遣御省観象臺ト今般之カ為ニ設クル白河城内ノ観象臺トノ間時刻調査ノ為メ電報通信ノ義申出候ニ付テハ明後廿三日本省官吏派出電線架設ノ筈ニ候處…(後略)… |
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『「20年7月27日皆既日食観測に関わる電線架設の件」(海軍省公文備考・公文雑輯・明治20年・公文雑輯巻10<No.140(全147件)>)』 1887年7月21日 逓信大臣榎本武揚(海軍大臣西郷従道宛) | |
語釈: | 〔名〕月が太陽面全体をおおい隠す日食。発生機会が少なく、七分以内しか継続しない。 |
コメント:遡ります。
編集部:2009年2月24日付けで、古書人さんに、郁文舍編輯所『理科辞典』(1904)からの例をご紹介いただいていますが、さらに、17年さかのぼることになります。
著書・作品名:「20年7月27日皆既日食観測に関わる電線架設の件」(海軍省公文備考・公文雑輯・明治20年・公文雑輯巻10<No.140(全147件)>)
媒体形式:その他
刊行年(月日):1887年7月21日
著者・作者:逓信大臣榎本武揚(海軍大臣西郷従道宛)
掲載ページなど:アジア歴史資料センター[ref.code C10124189700 ]<3/7>
発行元:海軍省