ステロタイプ
読者カード 用例 2017年08月10日 公開
用例: | この進歩的イデーを何かコンベンショナルでステロタイプみないな通年と考えて了うものがあるなら、夫は進歩性なるものの意味を全く認識し得ない盲目の眼だ。(「思想としての文学」第三部、21・常識の論) |
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『思想としての文学』 1936年 戸坂潤 | |
語釈: | 〔名〕(英 stereotype から)(2)「ステレオタイプ(2)」に同じ。 |
コメント:巻末「あとがき」に、『思想としての文学』は1936年2月、三笠書房刊、とあるので、少々さかのぼると思います。
編集部:第2版では、中野重治『空想家とシナリオ』(1939)からの例が早いのですが、さらに、3年さかのぼることになります。ちなみに、「ステレオタイプ(2)」とは、「ありふれたやり方。きまりきった型」の意です。
著書・作品名:思想としての文学
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1936年
著者・作者:戸坂潤
掲載ページなど:124ページ〔『戸坂潤全集 第四巻』、1966〕
発行元:勁草書房