おおしまつむぎ【大島紬】
読者カード 用例 2017年07月21日 公開
用例: | 男物にて壹枚綿入また袷などの縞物の流行品にて上等の分は先づ市樂織、平御召(ひらおめし)、繋糸織(つなぎいとおり)、薄博多織、鎧織、大島紬(おほしまつむぎ)、…(後略)… |
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『大阪每日新聞』 1891年4月15日 | |
語釈: | 〔名〕 鹿児島県奄美大島から産出する紬。手でつむいだ糸を、当地で産する「ちいちき」という植物の煮出液と鉄分を含んだ泥土で褐色に染めてから手織で織る。蛮織(かすりおり)の物が多く優雅。近世から生産されていたが、明治中期以後改良され、生産量がふえた。おおしま。 |
コメント:若干遡ります。
編集部:2015年11月25日付けで、古書人さんに、『文藝倶楽部』(第拾参編、1895)からの例をご紹介いただいていますが、さらに、4年さかのぼることになります。
著書・作品名:大阪每日新聞
媒体形式:新聞・広報・官報
刊行年(月日):1891年4月15日
著者・作者:
掲載ページなど:流行物 3面
発行元:大阪每日新聞社