みくりなわ【三稜草縄】
読者カード 用例 2017年12月16日 公開
用例: | (逢不遇恋)今は早や十市の池のみくり縄くる夜も知らぬ人に恋ひつつ 〈藤原為家〉 |
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『洞院摂政家百首』 1232年 | |
語釈: | 〔名〕ミクリが水にただよいよじれて、縄のように見えるもの。 |
コメント:さかのぼります。
編集部:第2版では、『新千載和歌集』(1359)からの例が添えられていますが、さらに、127年さかのぼることになります。
著書・作品名:洞院摂政家百首
媒体形式:その他
刊行年(月日):1232年
著者・作者:
掲載ページなど:32ページ(367番歌)〔片野達郎・安井久善『校本洞院摂政家百首とその研究』、1967〕
発行元:桜楓社