日国友の会

とこのうみ【床の海】

読者カード 用例 2017年08月10日 公開

2017年07月29日 monoさん投稿

用例:なく涙よなよなつもるとこの海の藻にすむ虫や我が身なるらん (132・壬二集、玉吟集、下、恋部、2721)
『壬二集』 1237-45年
語釈:寝床に涙が流れて海のようになること。つらさ、恋しさなどのために寝床でひどく涙を流すことをたとえていう。

コメント:さかのぼります。
また、宝治百首には「又もあははなにをかさねんから衣あわとうきぬる床の海かな」という和歌があります。

編集部:第2版では、『為家集』(1271-75頃)からの例が早いのですが、さらに、30年ほどさかのぼることになります。

著書・作品名:壬二集

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1237-45年

著者・作者:

掲載ページなど:780ページ〔『新編国歌大観 第三巻 私家集編1 歌集』、1985〕

発行元:角川書店