あいえんか【愛煙家】
読者カード 用例 2017年11月22日 公開
用例: | 磨硝子の戸を一寸開いて、上等の葉巻を一本求めても、少しも可笑しくはなかった。随って、客は大抵愛煙家だった。 |
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『阿亀』 1925年 豊島与志雄 | |
語釈: | 〔名〕タバコを好んで吸う人。タバコずき。 |
コメント:2版の例よりも古い。
編集部:第2版では、山本笑月『明治世相百話』(1936)からの例が添えられていますが、さらに、11年さかのぼることになります。
著書・作品名:阿亀
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1925年
著者・作者:豊島与志雄
掲載ページなど:青空文庫〔『豊島与志雄著作集 第二巻』、1965〕
発行元:未来社